卵とうふ(玉子豆腐)の作り方とコツ
玉子豆腐(卵とうふ)の作り方は、だし汁と卵の割合が違うだけで茶碗蒸しと同じです。
卵とだしの割合は卵1に対し、だし1~1.5。
だしの味は、お吸い物より少し濃いくらいです。
卵とうふ(玉子豆腐)をなめらかに作るコツ
金属製の流し箱で卵とうふ(玉子豆腐)を蒸すときは、蒸し器の中板の上に、割り箸を3~5本並べてスノコを敷いた状態にして、その上に流し箱をのせて蒸します。
蒸し器の中板から「割り箸スノコ」を通して流し箱に伝わる温度が80~90度で保たれるので、「す」や「あばた」(ぼこぼこになった状態)ができず、なめらかな卵とうふ(玉子豆腐)ができます。
または、蒸し器のふたをずらして布巾をはさんで蒸しても良いです。
卵とうふ(玉子豆腐)の材料
◆卵液(2人分)
2人分の場合、流し箱では大きすぎるので、茶碗蒸しのように器に入れます。
- 卵(Mサイズ) 2個
- かつおだし 100~150ccくらい
(白だしを使う時は小さじ1水150cc) - 薄口しょう油 小さじ2/3
- 塩 少々
◆かけだし
卵とうふ(玉子豆腐)にかける「だし」です。
- だし:50cc
- みりん・薄口しょうゆ:各大さじ1/4
- 塩 少々
材料を合わせて一煮立ちさせて冷ましておきます。
(味はお好みで調整してください)
卵とうふ(玉子豆腐)の作り方
- 卵は泡を立てないようにときほぐし、だしに塩と薄口しょう油で味をつけて卵と合わせて漉す。
- 器(または流し箱)に1を入れ表面の泡をとり蒸し気の立った蒸し器で、弱火で15~20分蒸します。
「す」が入らないように程よく蒸します。爪楊枝で刺してみて、卵液がついてこなければ蒸しあがりです。
蒸しあがったらあら熱を取ってから、冷蔵庫などで冷やし、流し箱の場合は切り分けます。 - 卵とうふ(玉子豆腐)に「かけだし」をかける。
分量が多い時は流し箱に入れて蒸して、切り分けます。